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脳の多様性
- cocorokirakira-day
- 9月29日
- 読了時間: 1分
私たち人間にはみな障がいの有無に関わらず得意と苦手があります。その得意と苦手を広い意味で発達特性と呼んでいますが、その発達特性によって「何だか生きづらいなあ」という社会への不適応があると、神経発達症という診断名がつくことがあります。
以前は発達障がいと言われていましたが、最新の国際疾病分類では神経発達症という診断名に変わりました。つまり、発達に障がいがあるのではなく、脳の働き(神経発達)に独特さがあるので、困りごとを抱えたり、人間関係に苦労したりすることがあるのです。
この脳の働きは一人ひとり異なります。ニューロ・ダイバーシティという言葉がありますが、脳は多様で、認知の仕方は一人ひとり違うのです。その違いを理解することで、脳の働きが独特な一人ひとりのお子さんに合わせた関わり方を考えていくことが大切です。
神経発達症のお子さんは独特なので、親御さんたちは最初戸惑うかもしれません。しかし、よくお子さんを観察して理解を深めていくと、適切な関わり方のコツやワザをつかめるはずです。心きらきらの療育者とともに、そのコツやワザを見つけていただければと思います。
